丹波篠山オーガニックビレッジとは

オーガニックビレッジとは、農林水産省がモデル地区として掲げる、有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者や事業者、地域住民を巻き込んだ取組を進める市町村のことです。
丹波篠山市で、丹波篠山ワクワク農都づくり協議会※が「丹波篠山ワクワク有機農業実施計画~水と創る農都ものがたり~」を策定し、令和5年4月にオーガニックビレッジ宣言をしました。
協議会では、実施計画の取組を実践し、有機農業に取組む人づくり、有機農業技術の確立、地域の魅力向上などにつなげ、伝統的な丹波篠山の農業に加えた新たな価値を創出します。
※ 丹波篠山ワクワク農都づくり協議会
認定農業者連絡協議会、篠山自然派、丹波ささやま農業協同組合、丹波篠山市で構成。

丹波篠山の農業の特徴

伝統的な技術
300年の歴史を有する丹波篠山の黒大豆栽培。丹波篠山の生活習慣、行事など古くからの地域のつながりが黒大豆栽培に活かされ、丹波篠山ブランドとして、現在に引継がれています。この黒大豆栽培は、令和3年2月に日本農業遺産に認定されました。
自然環境や生きものへの配慮
加古川、武庫川、由良川の源流に位置する丹波篠山。
下流域の人々、田んぼやため池、水路などに棲む生き物に配慮し、次世代へ持続可能な農業・農村、日本の原風景を継承します。
助け合い・協働の精神
古くから用水不足が課題の丹波篠山。この地域では、集落で話合い、水稲を作らない「犠牲田」を設け、そこで黒大豆栽培が始まりました。
こうした助け合い・協働の精神は、集落営農など地域の農村環境維持活動で今も引継がれています。
お問い合わせはこちら

オーガニックビレッジ宣言

令和5年4月27日、以下の内容で丹波篠山市長がオーガニックビレッジ宣言を行いました。

兵庫県丹波篠山市は、瀬戸内海と日本海に流れ込む3つの河川の源流をもち、300年の歴史のある黒大豆など、伝統的な農産物の生産地です。盆地にひろがる「まほろば」〜里山からため池、水路、水田、川までのつながりが創り出した環境〜は、先人たちが大切にまもってきた農都・丹波篠山の宝です。
本市では、ずっと地域の農業を支えてきた農家、市外から移住し就農を志すひと、大規模から小規模まで多様な農家が、農都ものがたりの主人公として、自然環境や生き物に配慮した農業を実践しています。
そのひとつが有機農業であり、これからさらに農法や技術などについての情報交換や連携を進め、多様な農家が広く「実践できるかたち」を確立していきます。
多様な農業があるからこそ、多くの消費者にさまざまな丹波篠山の農産物を届けることができます。持続可能な農業・農村を次世代に引き継ぐため、豊かな自然と伝統、そこに有機農業というワクワクする新たなチャレンジを加えた「水と創る農都ものがたり」に基づき、ここに「オーガニックビレッジ」を宣言します。

オーガニックビレッジ丹波篠山が目指す姿

市内各地で自然や生き物に配慮した農業が実践されている
多様な農家がそれぞれの農業を実践している
黒大豆の有機栽培技術が確立されている
お問い合わせはこちら

取り組み事例

「作りたい人」づくり
黒大豆では、慣行栽培からの転換実証を行い、有機栽培技術の情報収集を行いました。
「みどりの技」づくり
水稲の水田除草機の比較、スマート機器を使った生育調査を実施しました。
「魅せる地域」づくり
市内で開催されたマルシェに出店し、有機野菜を販売しました。

ロゴとキャッチコピーについて

キャッチフレーズとロゴはどうやって決まったの?

オーガニックを丹波篠山に落とし込んでみた時、分水嶺、次世代に残したい農業の都(農都)、集落で行う農業スタイル、生態系の循環のキーワードが出たんだ。

確かに、丹波篠山は武庫川、由良川、加古川の分水嶺だもんね。人間にも生き物にも必要不可欠な水を綺麗に保つことは上流地域の責任でもあるよね。

キャッチフレーズの「水と創る農都ものがたり」は、水が作物・大地・人を創り上げ、丹波篠山らしい農都として、過去と現在と未来のものがたりを紡いでいこうという想いがこもっているよ。

ものがたりという言葉は、生産と消費、山と海の繋がりの意味も含まれていそうだね。ロゴからもその想いが感じられるね。

オーガニックのOを連想する円の中に、生態系の循環と農都を表現しているんだよ。
分水嶺として自然環境に配慮する心(ハート)をあらわす葉から滴りやがて川になり、盆地を蛇行する川は、水を使う者の下流への責任感と伝統を次世代へとつなぐ流れ(ものがたり)を表しているよ。

とっても想いがこもった、このキャッチフレーズとロゴを大切に使っていきたいね。